ヒルクライムを楽しいものにするために。準備すべきもの3選 ②装備

サイクリングを楽しむ
この記事は約4分で読めます。

たとえば。
山の天気は変わりやすい、これはみなさんもよく聞く話とおもいます。ひとたびヒルクライムに出かけると遅かれ早かれ、本当に天気が変わりやすいね、と体感することになると思います。

大自然のなかに身をおくヒルクライムを楽しいものにするためには、山という自然を相手にする、それ相応の準備をしておく必要があります。今回は、前回の①体力に続いて、初心者がヒルクライムをたのしむにあたって準備しておくべきもの②装備について、お話していきたいと思います。

天候の急変、特に雨や風に対応できる準備をしておこう

山の下では晴れていた、日が差していたのに、山の上に上がったら雲が、霧が、雨が、風が、なんてことは、ヒルクライムをはじめるとよくある話。遅かれ早かれ、必ず経験すると思います。
なのでこれらにある程度、対応可能な準備は持ったうえでヒルクライムに出掛けることをおすすめします。

こんな風に、山の下と上で天気がちがう!なんてことはザラです。なので、それ相応の準備をしておいたほうがよろしいかと思います。

また、天気が急変しなかったとしても。山の上は平地よりも寒いです。標高が1000m上がるとおよそ6℃気温が下がったはず。なので、

・ジレ(風よけ。天気が良くてもダウンヒルの際に身体が冷えるのを防いでくれる)
・ヘッドライト、テールライト
(霧が出た際には、対向車などに自分の存在を知らせるツールとして機能します)
・レインジャケット
・オーバーグローブ(指先が冷えると地獄です、、)
今の時期ヒルクライムに行くとき、この2つは必ず持参しています。真夏でも標高1000mを超える山に行く場合にはジレと、場合によってウインドジャケットを持参したほうがいいとおもいます。

このあたりのものは季節も考慮しつつ、持っておいたほうが無難だと思います。

意外と大事な、ベースレイヤー

ベースレイヤーについては、追って私が使ってみたベースレイヤーのインプレッション記事も書いてみようと思います。乞うご期待です!

初心者の方は「ベースレイヤー」と聞いても何のことやら? ですよね。これ、わかりやすく言うとサイクリングの際に着る肌着・下着、的なもの。でも下着がなんでそんなに重要なのか、わからない方も多いのではないでしょうか。

一度サイクリングに出かけると、汗で濡れた下着を着替える、なんてことはしづらいですよね。何より荷物になりますし。かと言って、汗で濡れたまま放置すると風を浴び続けるサイクリングでは、汗が乾く際の気化熱でたちまち身体が冷えてしまいます。

しかも! 運動強度の高いヒルクライムでは、頑張れば頑張るほどモーレツに汗をかきます。私なんて、冬でも湯気がでるくらい!笑 その汗が身体にべちゃべちゃしたままダウンヒルをすれば、たちまち冷え切ってしまいますね。

というわけで。なるべく汗で肌を濡らさない、汗をかいてもすぐに上に着ているものに汗を吸い上げてくれる。そういう機能をもったベースレイヤーが、すごく大事になってきます。

スマホをあてにし過ぎない。山の上には電波が無いぞ!

写真は白石峠で撮影したもの。サイクリストに人気の有名ヒルクライムスポットでも、電波はこんな感じです(ここについては、正確に言うと電波があったりなかったりします。ビミョーなラインなんですね)。しかしスマホきたねーな、そろそろ買わなきゃw

スマホを使い慣れたみなさんなら、家にスマホを忘れた際の焦り、理解できますよね。ヒルクライムで山の上に行くと、これと同じことが起こります。電波が無いので、スマホが鉄くず同然に!!

たとえば天気アプリを山の上で開くと、電波がないので一切天気の情報を拾えません。
たとえばGoogle MAPなどの地図アプリを山の上で開くと、場合によっては画面が真っ白になります。
当然、仲間とはぐれたからLINEで連絡、なんてこともできません。

山の上では電波が無い、スマホが使えなくなることを予め想定して、道を覚えたりMAPをダウンロードしておいたり。天気は山を登る直前に最新の情報を調べておく。友人とは待ち合わせ場所をしっかり確認する、などの準備をしたうえで出掛けることをおすすめします。

パンク修理キットなど、自転車のトラブルに対応できる準備も忘れずに!

これは通常のサイクリングでも持つべきものですが、山に出かける際にはなおさら、きちんと準備をしましょう。前の章でも言った通り、山の上では電波が無い、ということがよくあります。そのなかで何かトラブルにあったとしたら、、、ある程度は自分で解決できる準備をしておかないと、助けを呼ぶこともままなりませんから、、、

わたしはこれプラス替えのチューブとチェーンカッター、ミッシングリンクを持参しています。あまり準備しすぎると重くなりすぎて・・・って考え方もありますが、トレーニングだ!と割り切ってでも、持っておいたほうがよいのではないでしょうか。

備えあれば憂いなし、の精神で今一度この準備を忘れずにお願いします。

まとめ

・天候の急変、特に雨や風に対応できる準備をしておこう。山の上は平地よりもだいぶ寒いです
・とくに寒い季節はベースレイヤーが大事。汗っかきのひとはとくに気にするといいですよ!
・山の上には電波が無い! これを念頭に置いた情報収集など準備をしておこう
・パンク修理キットなど、いざという時の準備も忘れずに!!

以上、いかがでしたでしょうか。
少しでもお役に立てたなら幸いです!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました